環境性能に優れた高断熱ヒーターを新開発

2025年12月16日

株式会社KOKUSAI ELECTRIC（代表取締役 社長執行役員：塚田 和徳、本社：東京都千代田区）は、環境配慮設計のコンセプトのもと、環境性能に優れた高断熱ヒーターを新たに開発しましたので、お知らせいたします。

当社グループは、製品およびサービスを通じて環境と調和した持続可能な社会を実現するために、製品の全ライフサイクルにおいて環境に与える負荷を低減し、限りある資源の有効活用を図ることで環境保全に努めています。また、2024年5月から製品開発時に従来よりも厳しい環境基準で省エネ性能を評価し、環境に配慮した設計を推進しています。

このたび新たに開発した高断熱ヒーターは、環境配慮設計のコンセプトのもとに開発されたもので、従来のヒーターと比べて温度安定時の消費電力を最大約31%削減することが可能となります。

当社グループはバリューチェーンを通じた温室効果ガス（以下、「GHG」）排出削減の取り組みを推進することで2050年ネットゼロをめざしていますが、お客様が高断熱ヒーターを搭載した当社の半導体製造装置を使用することで、お客様の事業活動を通じたGHG排出削減に貢献することができます。

今後も当社グループは、コーポレートスローガン「技術と対話で未来をつくる（Technology & Tai-wa for Tomorrow）」のもと、事業とESGの取り組み（環境・社会課題の解決、ガバナンスの強化）の両側面から経済価値および環境・社会価値を追求することで、SDGsの達成に寄与するとともに、持続可能な社会の実現と当社グループの持続的な発展の両立をめざします。