社長あいさつ

当社グループは、1950年代に半導体製造装置の開発に着手し、約70年にわたって半導体デバイス製造の前工程における成膜を中心に事業を展開してきました。2018年に半導体製造装置メーカー「株式会社KOKUSAI ELECTRIC」として再スタートを切り、2023年10月に東京証券取引所プライム市場に上場して以降も、世界中の半導体デバイスメーカーの多様なニーズにお応えしてきました。

当社を取り巻く半導体関連市場は、中長期的には民生電子機器の需要回復・拡大に加え、AI、IoT、DX等の拡がりによるデータセンターのさらなる拡充やグリーントランスフォーメーションへの投資等により、大きな成長が見込まれています。また、半導体デバイス構造の多層化、微細化、複雑化、三次元化に伴って、より高性能な半導体製造装置が求められるようになり、半導体製造装置市場もまた大きく成長することが見込まれています。

このような事業環境においてステークホルダーの期待に応えるためには、中期経営計画を着実に前進させるとともに、外部環境の変化にも柔軟に対応することで、中長期にわたって成長を続ける必要があります。第一に、各アプリケーションの複雑化や三次元化に対応し、強みである成膜工程を中心にコア製品の販売を拡大すること。第二に、コア技術を生かして事業領域を拡大すること。第三に、製品のライフサイクル全体を通じてお客様のニーズに応え、高収益なサービスビジネスを拡大すること。こうした戦略に基づく事業活動だけではなく、ESGの取り組みを強化する必要があります。進化する半導体の最先端を担う企業として、事業活動とESGの取り組みを通じて、「持続可能な社会の実現と当社グループの持続的な発展の両立」をめざすサステナビリティ経営を推進していきます。

私はこれまで、設計、製造、営業、経営企画、海外駐在、グループ会社の経営など幅広い業務に携わってきました。柔軟な視点で新たな時代の半導体製造装置業界をリードすることが、トップとしての使命だと考えています。その指針となるのが、コーポレートスローガンである「技術と対話で未来をつくる(Technology & Tai-wa for Tomorrow)」です。「技術」とは“課題や問題を解決に導く力”であり、「対話」とは“課題や問題を発見する力”と解釈することで、これまで培ってきた強みと、めざすべき未来が結びつきます。当社グループの半導体製造装置によって、お客様が半導体デバイスを製造し、それがさまざまな電子機器に組み込まれることにより、人々の生活が豊かになる。そのような世界を実現するために、当社グループは「技術」と「対話」により半導体デバイスの進化を支え、創造と革新が生まれる明るい未来を実現してまいります。

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