社員紹介 設計(機械) Y.K
- 海外赴任という新しい環境での仕事は、
何をするにしても常に新しい経験 - 職種:機械設計
卒業専攻・学科:電気電子情報工学専攻
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- 入社のきっかけ
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大学では半導体の成膜プロセス研究を行っていました。より良い成膜結果を得るために、改善策を検討し、装置改造を行い、市販されていない部品は自ら設計・製作をしながら研究に取り組んでいました。この経験を通じて半導体製造装置に興味を持ち、自ら設計したいという思いが生まれたのがきっかけです。
就職にあたり、会社説明会で採用担当の方や設計担当の方から業務内容や仕事環境などの説明を聞き、私がやりたいと思っていた仕事内容があると感じ、エントリーしました。
- 現在の仕事内容
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2017年にアメリカのアイダホ州、ボイシに赴任し、エンジニアとして、現地のお客様のサポートをしています。お客様に最も近い環境で、半導体製造装置のオペレーションから新規装置の立上げ/改造、メンテナンス、お客様との会議と仕事内容は多岐に亘ります。主に、お客様からの要望に対して、母体となる富山事業所と相談・調整。その後、お客様に企画案を提案し、実施するという流れをもって、既存のプロジェクト及び新規プロジェクトの推進に努めています。
- 仕事の魅力
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アメリカに出向する前は、富山事業所で機械設計を担当していました。出向後は、お客様から要望されるプロセスパフォーマンスを達成する為に、自身が設計した装置を使い試行錯誤しています。この過程で、設計したユニットに対する使用頻度、操作利便性、トラブル事象から改善の余地が良く見えてきます。この点は、実際に設計した装置が使われている現地においてのみ気付ける点であり、その改善点を次の製品にフィードバックし、より良い製品に繋げる事が出来る事に魅力とやりがいを感じています。
- 成長を実感したこと
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海外赴任という新しい環境での仕事は、何をするにしても常に新しい経験でした。振り返ると、出向当初はトラブルからの装置リカバリ等、どう対処して良いか分からない事が山積している状況からのスタートでした。そのような状況の中、日々新しい事を学び、実践していくうちに、だんだんと経験が蓄積され、類似の事象が発生した時やお客様からアドバイスを求められた時に、自身の経験を基にトラブルを解決出来たり、自分の意思や助言を述べる事が出来た時が、成長を実感した場面でした。
- 仕事後または休日の過ごし方
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家族帯同でアメリカに滞在していますので、週末は家族との買い物や子どもと一緒に遊ぶ時間を楽しんでいます。滞在している家の近くには景観の良いサイクリングロードや緑豊かな公園が在り、散歩やサイクリングをする事で、良い気分転換が出来ています。
- MESSAGE 就職活動をしている学生へのアドバイス
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就職活動は大変ですが、自分自身を見つめ直す良いタイミングだと思います。何に興味があるのか、何を仕事にして人生の多くの時間を共にしたいのか。また、学生という立場から、仕事をして社会に貢献する立場へと変わる時期でもあります。学生としてよりも、社会人として過ごす時間の方が圧倒的に長いですので、自分は何がやりたいのかをぜひ考えてみて下さい。いろんな企業を見て、知って、知見を広めた上で、「ぜひ弊社で仕事をしたい。」と思われました方と一緒に仕事ができることを、楽しみにしています。
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- 一日のスケジュール
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8:00
出社
メールチェック、1日のスケジュール確認
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9:00
お客様とのミーティング
Projectに対して方針及び進捗の確認
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10:00
装置の改造、メンテナンス方法の検討
ミーティングでの方針や要望を基に、装置の改造、メンテナンス方法を検討
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12:00
昼食
お客さまの社員食堂で職場の同僚と食事
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13:00
クリンルームでの装置状態確認
午前中の作業の続きや装置稼働状態の確認
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15:00
お客さまとのミーティング
プロジェクトの進捗をお客様と確認
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16:45
業務整理
ミーティングの議事録作成、日本への連絡事項の整理
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18:00
日本との電話会議 (日本時間:9:00AM)
お客様との議論内容を日本の関係各所へ連絡。関連部署へ依頼事項の連絡
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19:00
退社
明日以降のスケジュール確認と日本からのメールを確認
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8:00
出社
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
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