ものづくりを支えられる 言葉づくりをしたいです。

知的財産本部
知財開発部

K.Y

私の主な仕事は、技術者が生み出した技術を整理して文章化し、特許出願・権利化すること。内容を聞き取り、法的な視点から再構成し、未来で必要とされる技術を確実に権利化できるような出願書類を作成します。ただ技術を文字起こしするのではなく、視点を広げ課題解決の本質に迫ることで、発明の価値を最大化することが使命です。開発現場の知見を適切に読み取って、世界に認められる言葉へとまとめ上げる翻訳者のような役割をしています。

私にとっての技術

技術者の知見を世界に 認められる言葉へと翻訳すること。
技術者の知見を世界に 認められる言葉へと 翻訳すること。

特許出願は、技術者の思考を紐解くことから始まります。技術者同士ではあたりまえな話も、外から見るとわかりづらいもの。そのギャップを埋めるため、私はとことん質問します。「ここがわかりません」と素直に伝えることが、技術者の考えを引き出すきっかけにもなります。技術は整理された言葉になって初めて他者に伝わりますし、視点を変えることで新たな可能性が見えてくる。私にとっての技術は、技術者の知見を世界に認められる言葉へと翻訳することです。

私にとっての対話

発明の可能性を広げるために、 掘り下げて聞く。

いま交わす言葉の一つ一つが、将来、必要とされる技術になるかもしれない。だからこそ、目の前の会話をその場限りにせず、「本当にそうですか?」「ほかにも視点はありますか?」と何度も掘り下げて聞き直します。対話することで、発明の可能性を広げていく。私は未来を見越して、そのときそのとき深く聞くことを大切にしています。

発明の可能性を、 余すことなく表現したい。