
ものづくり本部
富山製造部
K.S
装置がスムーズにつくられていくための進捗管理を行っています。いわば現場の交通整理役。作業者の動きが滞らないように、工程ごとのスケジュールを立て、日々の状況を確認しながら調整しています。この仕事は単なる進捗確認だけでなく、お客様に対してどのような作業を行なったかのエビデンスや記録を残す役割も担います。最近では製造実行システムの改善にも携わり、DXの推進にも関与しています。これからも技術は進化し続けますし、まだまだ知らないことだらけな世界なので、これからも知識のアップデートをしていこうと思います。
私にとっての技術
滞りなく進んでいても、誰かが無理をしている工程を私は良いとは思いません。つらい時にはつらいと言ってもらえる関係を築くことで、良い工程を実現していきたいと考えています。例えば作業が遅れている時。なぜ遅延したのか。相手の状況を理解し、行動の背景をまずは汲み取る。一方的に「作業遅れていますよ」と作業者に伝えるのではなく、無理のない解決策を提示しながら、一緒に軌道修正をするようにしています。スケジュールも大事ですが、作業するのは人です。相手の気持ちを確かめた上で、気持ちのいい進捗管理をめざしていきたいです。

私にとっての対話
作業者には、決められた納期があります。自分自身も作業者だった経験があるのでわかるのですが、納期に追われる中で客観的に自分の状況を理解することは難しい。そのためお願いごとが発生したときには、相手が納得できるように丁寧な言語化を怠らないようにしています。自分だけが無理を強いられるのではないかと心配な気持ちにならないように、作業工程が変わる背景と、変更した先の全体像を伝える。要求ではなく対話を心掛けて、気持ちよく受け入れてもらえるように努めています。
